大学への進学はお金がかかるもの

◆ 親の収入が低い

◆ 学費を自分で用意できない

などの理由で進学を諦めては勿体ない


意欲や学力がある人には給付型奨学金をドシドシ利用してほしい

今までは国の奨学金は貸与型で「返済」が待っていたのですが、色々と社会問題になって2017年度以降は給付型奨学金も創設し「返済無し」の給付が受けられます。


対象は経済的に恵まれない生徒が対象で

◆ 親が生活保護を受けている世帯

◆ 住民税が非課税の世帯の子供

◆ 児童養護施設から出た子供

など、特に経済的に困窮している人に支援を先行しているよう。


▼ 対象学校 ▼

大学、短期大学、高等専門学校、専門学校


▼ 給付額 ▼

国公立へ自宅から通う場合 → 2万円
国公立へ自宅外から通う場合 → 3万円
私立大学へ自宅から通う場合 → 3万円
私立大学へ自宅外から通う場合 → 4万円

この他に社会的養護を必要とする生徒には入学金相当額を追加給付


▼ 給付方法 ▼

毎年度、学業の状況等を見ながら確認することを前提に給付されるので詳しいことは学校の先生に聞いてみると良いでしょう。

▼ 給付開始時期 ▼

平成30年度から本格実施
平成29年度からの先行実施は特に経済的に厳しい生徒を対象にしています。


経済的な事情で大学進学を断念せざるを得ない学生さんには進学しやすい道がひとつ拓けています。
学校の先生と相談しながら利用できる学生さんは返済の必要のない給付型奨学金を有効に活用しましょう。

参照 → 文部科学省 奨学金事業の充実